FFT_SSの日記

インターネッツにあるFFTのSSや小説を自分用にまとめてます。

あぐ

【FFT SS】アグリアス「くっ、風邪をひくとは……!」

アグリアス「……まだ熱っぽい。今日一日は大人しく……ん?」コンコン ???「アグリアスさん、起きてますか?」 アグリアス「その声、ラムザか」

【FFT SS】その後の素敵な商売

磨羯の月8日 風邪を引いた。 「アグリアスさん、お加減はいかがですか」 「うん……」 あの晩、雪の中へ飛び出したのが、まだ尾を引いているらしい。我ながらヤワになったものだと思うが、いつにもまして熱心にラムザが看病してくれるのを見れば、そう悪い気分…

【FFT SS】ラムザ「アグリアスさん、ちょっとお話が」アグリアス「?」

アグリアス「ラムザめ、わざわざこんな所に呼び出してどういうつもりだ…?」ブツブツ

【FFT SS】さびしい

「つまりあれだ、貴女の言わんとするのは。最近ラムザがかまってくれなくてさびしい、と」 「だっ……」 アグリアスは一瞬絶句し、怒りも露わにジョッキをテーブルに叩きつけた。

【FFT SS】クッキングアグ

五人がバリアスの谷の外れにある、粗末な木賃宿に落ち着いた時には、 日もすでに暮れかかっていた。 「あー、疲れた。アグリアスさん、なんかメシ作ってくれよ」 ブーツを脱ぎ捨て、ベッドに体を投げ出すようにしてムスタディオがうめく。 ウォージリスで待…

【FFT SS】美しきアグリアス・決闘の捕虜収容所

ツィゴリス特別女子収容所。その名を聞いて震え上がらない者はない。 どこまでも鬱々と広がる有毒湿地帯のただ中に立つ、分厚い壁に囲まれたこの無愛想な 建物は、一名を最終監獄という。その門をくぐった女が、生きてふたたび出てくることはない。 終身刑か…

【FFT SS】竜の眠る納屋

深夜。 ザーギドス一を自称する汚らしい宿屋の裏手に設けられた厩へ、足音を忍ばせて 入ってくる者がある。 「レーゼ。レーゼ、元気にしているかい」 答える低い唸り声はドラゴンのもの。つい先日、晴れて異端者一行の一員となった 剣士ベイオウーフと、謎め…

【FFT SS】我輩はボコである

吾輩はチョコボである。名前はボコという。 どこで生まれたのかあまり定かでない。 なんでも薄暗い巣の中で、卵の殻を尻にのっけて クエクエ鳴いていたことだけ覚えている。

【FFT SS】アグリアス・オークスの夜

アグリアス・オークスはとても緊張していた。人を待っていたのだ。 ただ待つ、ということがこれほどの緊張を強いるものだと、アグリアスは知らなかった。叙任式で国王陛下の来臨を待っていたときだって、気分が引き締まりこそすれ、こんな、どうしたらいいか…

【FFT SS】宿屋で大ピンチ!?

今日も旅を終え、自治都市ベルベニアに来ていた。 旅の疲れを癒すために一行は酒場で一杯やっていたのだった。 みんな思い思いの場所に座り、ひたすら酒を飲む者もいれば よもやま話に花を咲かせたりと、緊張感から解き放たれる今を楽しんでいた。

【FFT SS】青水晶

「起床ぉー!起床ぉー!」 朝を告げる声が寮内に響き渡る。アグリアスはほとんど反射的に目を覚ました。 ルザリアの士官学校。貴族の子弟からなる、エリート育成機関である。